卒試

小児科2015

小児科 2015① 65% 4種混合(DPT-IPV)は生後3カ月から BCGは生後3カ月から6カ月未満 学校検尿は主にIgA腎症、膜性増殖性糸球体腎炎などの慢性糸球体腎炎の早期発見のために発案され、予後改善に貢献している。 先天性腎尿路奇形では蛋白尿が出現するが常に…

小児科2016

小児科 2016① 65% 1歳女児の平均身長は73.4cmである。標準偏差は2.5cmなので68.4cm(-2SD) 以下が異常である。 リンパ浮腫では間質液成分が流動性に乏しいため圧痕を残さない。 パラシュート反射、Landau反射:中脳・視床レベルの姿勢反射 トキソプラズマ……

産婦人科2015

産婦人科 2015① 77% 内腸骨動脈は側臍靱帯となる。 血中hCGが1000-2000IU/lとなれば子宮内に胎嚢が確認できる。一般的に尿中hCGが25-50IU/lになれば妊娠反応が陽性となる。 子宮収縮抑制薬 塩酸リトドリン:β刺激薬 硫酸マグネシウム:カルシウム拮抗薬 本…

産婦人科2016

産婦人科 2016① 64% 尿管は子宮動脈と交差する。 妊娠糖尿病と産科DICは直接関連がない。 臍帯脱出は骨盤位牽出術で起こりうる合併症である。 子宮穿孔は子宮内容除去術や人工妊娠中絶の際に注意を要する合併症である。 帝王切開術では隣接臓器である膀胱の…

循環器 2016① 62% 房室伝導を促進する薬剤…エピネフリン、硫酸アトロピン、イソプロテレノール 心房細動の進行度によってはカテーテルアブレーションによる根治も可能となってきている。 アセチルコリンを冠動脈に投与すると 正常な冠動脈は拡張し、 病変部…

ss腫瘍・血液20152016

腫瘍・血液 2016① 57% 男性ホルモンは再生不良性貧血の治療に用いられるが女性ホルモンは使用されない。 息苦しさはモルヒネの副作用ではない。モルヒネはむしろ呼吸の苦しさを伝える受容体に働き、息苦しさを和らげることが裏付けられている。 BCR-ABL1融…

ss免疫・膠原病20152016

免疫・膠原病 2016① 70% 全身性エリテマトーデスの疾患活動性の指標となるのは抗dsDNA抗体と補体。 リウマチ性多発筋痛症の約3割に側頭動脈炎を合併することがある 強直性脊椎炎の合併症:腱付着部炎、虹彩毛様体炎、大動脈炎によるAR、房室ブロック 関節リ…

ss神経2015

2015① 74% ルンバール(腰椎穿刺)を行う際に側頸部を両側から圧迫する。くも膜下腔が自由に交通していれば圧迫によって髄液圧は10秒以内に速やかに100mmH2Oほど上昇し、圧迫を解除したらすみやかに下降する(この所見は健常者でのものであり、Queckenste…

ss神経2016

神経 2016① 65% L5/S1レベルの腰椎椎間板ヘルニアの症例ではS1神経根の症状が想定される。 デルマトーム 首肩…S2~S3 腕…外側から内側へU字にC5~T2 乳頭…T4 鼠径部…L1 大腿…L2~L3 膝から下…内側からL4, L5, S1 高次脳機能障害は精神障害者保険福祉手帳の…

ss精神科2015

2015① 95% 作為思考=させられ体験 思考制止は思考過程の障害であって自我障害ではない。 両価性と双極性障害は全く別のもの。両価性は統合失調症でみられる。 抗精神病薬は原則精神病性障害の治療薬であるが、ハロペリドールなど抗躁作用を示すものもある…

ss精神科2016

精神科 2016① 68% せん妄の幻覚では幻視が多いが、時に低活動性のせん妄も出現する。認知症に伴って出現することもある。 双極性障害(躁うつ病)は、発病に遺伝素因の関与が大きい。女性に多い単極型うつ病とは異なり、発生率に性差はない。人種差について…

ss代謝・内分泌2016

代謝・内分泌 2016① 62% メタボリックシンドロームでは肥満やインスリン抵抗性により、腎よりの酸の分泌が増加し、酸性尿となりやすい。 抗サイログロブリン抗体、抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体は甲状腺細胞に対する自己抗体で、Basedow病でも橋本病(無痛…

ss腎・泌尿器2015

腎・泌尿器 2015① 83% 移植腎における急性拒絶反応が疑われた場合は、画像上腎動脈血栓症や水腎症が否定されれば、治療方針決定のため積極的に腎生検を行う。(実質片腎状態みたいなものだけど、本当の片腎とは違って腎生検OK) 尿蛋白排出の程度は腎予後の…

ss腎・泌尿器2016

腎・泌尿器 2016① 70% 椎骨を挟んで左に腹部大動脈、右に下大静脈がある 左腎静脈は腹部大動脈と上腸管膜動脈の間に挟まれる位置にある。このため左腎静脈は両血管に挟まれて血尿を来たす事がある(Nutcracker現象)。 上・中副腎動脈は直接大動脈に流入す…

ss消化器2016

syou 消化器 2016① 62% 虚血性大腸炎では、突然の腹痛、下痢、血便の症状がみられる。 腸管型ベーチェット病では、回盲部を中心に潰瘍病変がみられ、腹痛、下痢、血便の症状がみられる。 胆汁は胆汁酸とビリルビンからなる。胆汁は胆嚢で約10倍に濃縮され、…

ss皮膚科2016~2014

2016② 全身性強皮症では、全身性強皮症(systemic type)では抗トポイソメラーゼⅠ(Scl-70抗体)が、限局性強皮症(limited type)では抗セントロメア抗体が陽性になることが多い。 内臓悪性腫瘍に伴って起きる皮膚疾患(デルマドロ−ム)として重要なものに 皮…